133 C.P.E. Bach: Tangere
アレクセイ・リュビーモフ(タンゲンテンフリューゲル)
Alexei Lubimov(Tangentenflügel)
(上記リンクから音源に飛びます。)
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とはいえSNSを見れば批判や皮肉ばかり。まぁ確かに、新型コロナウイルスによる延期由来だけでないだろうゴタゴタはうんざりするような日々をもたらしてしまったのも確かです。
このブログ的に一番困ったのが、バッハと検索すればヨハン・セバスティアン~ではなくあのIOCのバッハ会長の事ばかりが上位に挙がるようになってしまったことでしょうか😅
いや確かにね、あの方F1のマックス・モズレーに並ぶような独裁的ドンな感じがしてイヤーーなんですけども…しかしバッハと聞いて眉をひそめるような事態はちょっと回避したいものですから、ここで気分を塗り替えるような気分でバッハさんを取り上げることにしました。
といっても見つけたのは大バッハの次男であるカール・フィリップ・エマニエル・バッハなんですけども…。タンゲンテンフリューゲル(タンジェント・ピアノ)による演奏の楽曲集です。
※爪で弦を弾くのがチェンバロ、ハンマーで叩くのがピアノですが、タンゲンテンフリューゲルは木の細い棒で弦を下から打つタイプの楽器です。チェンバロと異なりタッチで音量のコントロールが可能で、18世紀後半を中心に活躍しました。
自由な幻想曲(1787年)専門家と愛好者のためのロンド付きピアノ・ソナタ第3集 からWq.57/4 ニ短調ソナタ(1781年)専門家と愛好者のためのロンド付きピアノ・ソナタと自由な幻想曲第5集 Wq.59から ロンド ハ短調(1785年)幻想曲第2番 ニ短調 Wq. 117/12, H. 224幻想曲第1番 ト長調 Wq. 117/11, H. 223幻想曲変ロ長調 Wq. 112/8 (117/9)片手のみのピアノ小品 Wq. 117/1, H. 241ソルフェッジョ ハ長調 Wq. 112/10 (117/6)ソルフェッジオ第2番 イ長調 Wq. 117/4, H. 222ソルフェッジオ第2番 変ホ長調 Wq. 117/3, H. 221ソルフェッジオハ短調, Wq. 117/2, H. 220専門家と愛好者のためのロンド付きピアノ・ソナタと自由な幻想曲 第6集 Wq.61からロンド ニ短調(1787年)専門家と愛好者のための6つのクラヴィア・ソナタ 第1集 第6番 Wq.55 Wq.55-6 ト長調(1779年)専門家と愛好者のためのロンド付きピアノ・ソナタと自由な幻想曲第5集Wq.59から 幻想曲 ハ長調(1785年)
Amazon Music UnlimitedからAmazon Music HDにアップグレードした方は(まだの方、追加料金不要になったんですよ!手続きして是非お楽しみになってください。)この音源をUltra HDで聴けるので、チェンバロと明らかに異なる打弦の繊細さが聴こえてくるのではないでしょうか。それだけでも是非お楽しみいただきたいところです。
そして音が駆け抜ける疾風怒濤から、意外な可愛らしさまで顔を覗かせるカール・フィリップ・エマニエル・バッハの楽曲のバラエティさも存分に味わえるかと思います。
ほら、バッハと聞いたらカール・フィリップ~となったでしょうか??😂(オイ)
またアレクセイ・リュビモフは是非取り上げたいピアニストのひとりなんですが、といってもブログ登場がまだ1回しかなかったのが自分でも不思議な位でした。珍しくも興味深い作品をフォルテピアノでも多く出しているので、良かったら是非アーティストサイドからも探ってみて下さい。あなたのお気に入りが見つかるかも知れませんよ!
リンクはそんなリュビモフを取り上げたデュシークの二台ピアノ協奏曲と、タンゲンテンフリューゲルでの演奏のモーツァルトからどうぞ。
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