89 ジョン・ウィリアムズ・セレブレーション
グスターボ・ドゥダメル(指揮)ロサンゼルス・フィルハーモニック
Gustavo Dudamel(conductor)Los Angeles Philharmonic
聴きたいときにいつでも検索して、あればその場で聴ける聴き放題、私はこれは…SNSでロサンゼルスオリンピックの話題をしていた時に、そういえばあの格好いいテーマソングをまた聴いてみたいな、と探したのがきっかけでした。
1984年のロサンゼルス五輪は当時の共産主義国が不参加だったり、当時から商業色が強いとか色々揉めたオリンピックだったことを幼心に記憶しているはじめてのオリンピックだったのですが、それでも開会式で人がジェットパックで飛んで、このオリンピック・ファンファーレが奏でられたお祭りムードはとてもアメリカらしく、突き抜けた未来と明るさを感じたものでした。
それでこの、米国だけでなく映画音楽世界を代表する作曲家ジョン・ウイリアムズが手掛けたテーマソングをアマゾンの聴き放題で検索すると…まぁ沢山出てくるんですけども^^;(olympic Johnくらいで10以上は出てくる)私は幾つか再生してみてこれが一番格好いいかな、というかこのアルバム全般がとても聴きごたえがあり、引き込まれて暫くこればかり聴いておりました^^;映画に詳しくなくて多分収録作品の3分の1位しか見ていない身でもです。
それだけジョン・ウイリアムズの映画音楽はメジャーどころが多く、テレビやラジオなどあらゆる場面で流れており、私でも耳にしたものが非常に多いからでしょう。
- オリンピック・ファンファーレとテーマ(1984ロサンゼルス五輪)
- 抜粋(未知との遭遇)
- 鮫狩り/檻の用意!(ジョーズ)
- ヘドウィグのテーマ(ハリー・ポッターと賢者の石)
- 不死鳥フォークス(ハリー・ポッターと秘密の部屋)
- ハリーの不思議の世界(ハリー・ポッターと賢者の石)
- テーマ(シンドラーのリスト)
- 地上の冒険(E.T.)
- ネヴァーランドへの旅立ち(フック)
- テーマ(ジュラシック・パーク)
- オートバイとオーケストラのスケルツォ(インディー・ジョーンズ/最後の聖戦)
- マリオンのテーマ(レイダース/失われたアーク《聖櫃》)
- レイダース・マーチ(レイダース/失われたアーク《聖櫃》)
- さゆりのテーマ(SAYURI)
- 帝国のマーチ(ダース・ベイダーのテーマ)(スター・ウォーズエピソード5/帝国の逆襲)
- ヨーダのテーマ(スター・ウォーズエピソード5/帝国の逆襲)
- 玉座の間とエンドタイトル(スター・ウォーズエピソード4/新たなる希望)
- アダージョ(スター・ウォーズ/フォースの覚醒)
- マーチ(スーパーマン)
このアルバムがとても聴きごたえあるように感じられるのは勿論作品の力、作曲したジョン・ウイリアムズのメロディラインの支配力によるところが主であるとも思うのですが、この緩急をつけたセレクション、映画愛を汲み取り音で再現するような音楽作りを感じられるクラシック音楽界の若き俊才、グスターボ・ドゥダメルと彼が現在監督をしているロサンゼルス・フィルハーモニックの表現力によるところもまた大きいのではないかと思います。
E.T.やジュラシック・パークの雄大さ、シンドラーのリストの泣き所(こう書いてしまうとちょっと安っぽい気もしましたけども敢えて。)アメリカのマーチング直系のような金管楽器のカッコよさをとことん追求しているサウンドは最後、おおここまでやる?となったところで拍手が鳴り響き、つい私も拍手したくなる感じでしたよ!
とりあえず一度、オリンピック・ファンファーレの歓喜で気分を盛り上げてみて下さい(*^^*)
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